2001年1月の報告には、
開設から1年間で、
それぞれ異なる障害を持った人達37名がこの家を利用し、
手術や治療を終えて家に帰ったり、
他施設に移ったりできたという野原さんからの手紙が載せられています。
ただ、この1年間で野原さん自身もくたくたになり、
時々忍耐力をなくしたり、床についたりした時もあったとの事。
しかし、障害を持つ人々との交流の中で、
互いに助け合えたこと、その人達の美点、技術の分かち合い等、教えられたことがたくさんあったと記してありました。
2001年12月までに利用した人は50人を超えていました。